ニコ動にクト様メタルフィギュア化計画の動画をアップしました

2011年04月03日 18:35

ニコニコ動画にクト様メタルフィギュア化計画の動画をアップしました。
ニコ動への動画のアップは初めてで手間取っちゃいましたが、
なんとか再エンコされずにアップ成功。
動画内では真鍮製クト様もメタルフィギュアクト様もくるくる回っておりますw
よろしければ見てやってください。
※640x360で動画を作ったので、ニコ動のサイトで見るとより綺麗に見れるかと思われます。

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クト様メタルフィギュア化計画 その3 鋳造編

2011年03月21日 15:44

COCOさん作のWebマンガ『異形の群れ』に登場するクト様を
立体化してメタルフィギュアを作ろうじゃないかという計画です

今までの流れはこちら
クト様メタルフィギュア化計画 その1 3DCG編
クト様メタルフィギュア化計画 その2 立体出力&原型作成編

真鍮製の原型が完成しましたので、次はシリコンで型取りです。
今回はピューターという融点の低い金属で鋳造しようと思うのですが、
耐熱性のあるシリコンだとピューターを流しても大丈夫なんですね。
耐えられる温度の限界がどこまでかは知りませんが、ビックリです。

ということでクレオスの型取りブロックで囲み、粘土を敷き詰め
真鍮クト様を半身だけ埋め込み、嵌め合わせ用にダボ穴を開けていきます。
クト様埋め込み
そしてシリコンの流し込み。
使うシリコンは、信越シリコーンKE-17
KE-17
実は4年近く前に買った代物で、中身は完全に分離してましたw
気が遠くなるほどヘラで撹拌し続けたらなんとか混ざったようなんで、
硬化剤を入れて型に流し込み。
シリコン流し込み
シリコンが固まるまで2日ほど放置し、
ひっくり返して裏の粘土をほじくり出した結果がこちら。
片面完成
年代物のシリコンでしたが、なんとかうまくいったようですw
そして離型剤を塗ってもう片面にもシリコンを流し込み、
できあがったシリコン型がこちら。
シリコン型
何か青みがかってる…。緑青かなんかでしょうか?
で、彫刻刀で金属を流し込むための湯口や、空気の逃げ道を彫って型は完成!

いよいよ鋳造です。
融点が低いとはいえ、溶けたピューターは200度以上あるんで、
ゴーグル&マスク&作業用革手袋&厚着の完全防備で対策。
そして溶けたピューターをシリコン型へ流し込み。
ピューター流し込み

冷めるのを待ち、バリを取り、磨き上げ、
ついにメタルフィギュアが完成しました!
えーと、湯口の部分がまんま残ってますが気にしないでくださいw
クト様メタルフィギュア1

クト様メタルフィギュア2

クト様メタルフィギュア3

シリコンの型取りも鋳造も初めてのチャレンジで、
さらっと書いてますが実際にはここまで来るのにも試行錯誤で、
失敗作が多数転がっておりますw

ともあれ、無事完成してよかった><

個人的には更に量産!といきたかったんですが、
なにぶん初めての型取りということで不備が多く、
前髪とかちょっと残念なクオリティになってしまったので断念。
そもそも型取りを考えると、頭部や翼、尻尾を別パーツにすべきだったのかも。。
…とまぁ、そういった反省点は次回作(あるのか?)に活かしたいと思いますw

クト様メタルフィギュア化計画 その2 立体出力&原型作成編

2011年03月19日 22:19

COCOさん作のWebマンガ『異形の群れ』に登場するクト様を
立体化してメタルフィギュアを作ろうじゃないかという計画です

前回の3DCG編に続く今回は立体出力です。
全長 5cm くらいで作ろうかなと。
出力サイズ
3DCGを3Dプリンターで立体化するわけですが、
精度の高い出力が出来るようなプリンターは高価で
とても素人が手を出せる値段じゃありません。
そこで、立体出力サービスを利用する事にしました。
Googleなどで『立体出力サービス』で検索すると結構な数ヒットします。

ヒットした幾つかのサービスを比較したり、
実際に見積もりを依頼してみたんですが、
高い精度(積層ピッチ)と型取り時などに求められる素材の固さ、そして値段の安さ
この3つをいずれも兼ね備えるところが見つからない。。
贅沢言ってるのは重々承知なんだけども、
今回はフィギュア化するんで精度と素材は重視せざるを得ないわけで。

で、さらに探していたら『CAD造形サービス』ってキーワードを発見。
サービスとしては同様なんですが、どうもシルバーアクセサリーとか
宝飾系では3DCGでデザインを起こしてワックス原型をプリンタで出力、
石膏で固めて鋳造し、原型を作成って流れが普通に利用されている模様です。
全然知りませんでした。
今回はメタルフィギュア作成なので、要は鋳造で同じこと。
ワックス素材自体は非常にもろい物ですが、このサービスでは
そこから石膏で原型製作まで請け負ってくれるところが多いんで素材的には問題なし。
それにワックスで出力するプリンターは積層ピッチも最高で 13μm まで可能と、かなりの高精細さ。
(ちなみに立体出力サービス系では最高でも 50μm でした)

ということで、今回は幾つかある中で、「FORME」さんを利用させて頂きました。
見積もりの中で色々と相談した結果、積層ピッチは 51μm で
原型鋳造の素材を真鍮でお願いすることに決定。

注文書を送って待つこと1週間ほど。。
ついに真鍮製クト様が!(全長5cm)
自分の作った3Dモデルが立体化されると、なんか感動;;
真鍮クト様(横)
背中とか見るとうっすら積層の跡が見えますが思ったほど気にならず
真鍮クト様(後)
全体的にマットなのは、鋳造したまんまなので表面加工は一切されていないからです。

ということで、積層の跡を消したり磨き込んだりするために
リューターでゴリゴリと!
そして真鍮用のコンパウンドをつけて磨き上げた結果がこちら
真鍮クト様磨き上げ
真鍮クト様磨き上げ
真鍮クト様磨き上げ

磨き上げてだいぶ趣が変わりましたね。
全長5cmのちっこい代物なのでいかんせん奥まで磨くのが難しく、
磨き足りない箇所はありますが、ともあれこれにて原型完成!

その3 鋳造編へ

クト様メタルフィギュア化計画 その1 3DCG編

2011年03月19日 20:11

COCOさん作のWebマンガ『異形の群れ』に登場するクト様を
立体化してメタルフィギュアを作ろうじゃないかという計画です

とはいえ、ガレキ原型師の方々を引き合いに出すのもおこがましいほどに
センスもテクニックも一切持ち合わせていない素人なので、
いきなりコネコネと原型作るのは自分にはムリ。
そこで、3DCGから3Dプリンターで立体出力して原型を作る方向で進めます。
今は立体出力サービスも色々ありますからね。

ということで、まずは3DCGの作成です。
実はクト様の3DCG作成は何度かやってるんですが、
データがどっか行っちゃったより完成度を高めるため
再作成することに決定。

最初にメタセコイアでモデリング
メタセコでモデリング中
以前作った時は頭部(タコ的なアレ)を結構手抜きしてたけど、
立体出力を考えて今回は頑張ってモデリングしてみました。
んで、トゥーンレンダリングしてみた結果がこちら。
トゥーンレンダリング結果

ただ、このままだとポリゴン数が荒いのでそのまま立体化すると
きっと残念な感じになる気がします。
そこで今度は ZBrush でポリゴン分割を。
(ホントは最初から ZBrush でモデリングしたかったんだけど、難しくて挫折したのはナイショ…)
ZBrushで高ポリゴン化
これでモデリングは完成。
あとは、立体出力サービスに渡すためのSTLデータ作成です。
ZBrush には 3D Printer Exporter ってプラグインがあって、
これを使えば簡単にSTL形式に変換してくれるんで便利。

ということで3DCG作成は完了!

その2 立体出力&原型作成編へ

Junk: battles プレイ中

2009年09月27日 20:02

Game*Sparkのこの記事を読んだんですがね
昔懐かしい Steve Jacson Games の カー・ウォーズ (知ってますか?)とか、
メタルマックスとかマッドマックスとかそんなんが好きな人(つまり私)には
結構気になるジャンルのゲーム。
どれどれ?と試しに手を付けてみたら、はまってしまいましたw
JB_Garage_r.png
ただ、正直ゲームとしてはやれる事が少なくってまだこれからって感じですね。
そうは言いつつはまっているのは、
全てはこの垢抜けないグラフィックにあるのかも?
なんか好きなんですよねこのバタ臭いセンスw
車や装備がどれもダサカッコイイ感じで私のツボにはまったようです
JB_Battle_r.png

EVE Online ではケアベアな自分ですが、
こっちではPvPもやってます。
Aitealeeso って名前でやってますんで、
見かけたらバトルしてやってくださいw